カントリーサイドの自然豊かな場所に人の集まる空間を創る

それは 1998 年、初めてイギリスの地を訪れ、初めて入ったパブで生まれました。
「こんな雰囲気のお店が持てたら」「人々が集まることができる空間を提供したい」
私の中でその想いは静かに動き出し、夢へのスタートを切ったときでした。

まずは Desture の由来からお話しましょう。

会社員時代によく訪れていた外国人が営むパブで、将来持つと決めていた自分の店に ついて事あるごとに語るようになったある日、
思いがけず、「ところでこれからつくるお店の 名前、決まっているの?」と聞かれました。

「いや、まだ、全然考えていないよ」と私が答えると、
「じゃあ、決めようよ!」ということに なり、他のお客さんたちも加わって、たくさんの店名候補が挙がってきました。

…が、どれも“ピン”と来るものがなく決めかねていたとき、ふと投げかけられたひとこと!
それが「もし会社を辞めてパブづくりに挑戦するんなら、それは将来に向けて運命を大きく変えて行くことになりますね」でした。

「え、今、何て言った?将来に向けて運命を変える…」

私の中に 2 つのキーワード、運命=Destiny将来=Future が突然浮かんできたのです。
運命+将来=Desture! これだ!これ、もらいだ!

「どう?DESTURE!いいんじゃないかな?」

これに店内一同も賛同!2005 年秋、とあるパブで“DESTURE”という言葉が誕生したのです。

Destureの独自性

Destureの歴史はチャレンジの歴史。

それは、すでにある何かを模して、流行に乗って事業に取り組むのではなく、
これまでにない「新たな生活提案」を行ってきたことです。

2009年 パン(ぱん)の移動販売
(キッチンカーではなくリヤカーからスタート)

2020年 カントリーパブ
(まだ日本ではカントリーパブを名乗るお店は数えるほどです)

新しさゆえに定着には時間がかかりますが、
しかし確実に支持者・支援者が集まり、
その期待に応えるべく、辛抱づよく、地域に根を張って
やり続けます。

それは私たちの誇りです。
そして私たちの新たなるチャレンジへ。

2023年 女性向けキャンプサイト&簡易宿泊所

ぱん販売

まだDsetureができる前のこと、雑誌に載っているパン屋さんにちょこちょこ出かけることがよくありました。
その日もとあるパン屋さんに。
古い建物を使用した、とても雰囲気の良いパン屋さん。
店内にはイートインスペースがあり、もちろんその場でパンをいただきました。

その時一人の女性がご来店され、窓際の席でパンを食べ、帰って行きました。 特別観察していたわけではありませんが、お客さんが帰った後、残されたお皿・カップ・その空間がとても暖かく満たされたものに見え、忙しい一日のほっとした瞬間の様でした。

「あーこの感じ素敵だな~」と…。

この出来事が、Destureのぱんは、 ”心を満たすぱん” にしたい、と迷いなく思うきっかけとなりました。

素朴で飾り気のないDestureのぱんですが、お客さまの心を“ほっこり”させる優しいぱんたちです。

Desture の「ぱん」は自家製のレーズン酵母仕込み。「パン」ではなく「ぱん」と呼んでいます。
そのほうが、やわらかく、暖かく、素朴な印象に響くからです。 ほかにはない自分たちだけの「ぱん」をつくることからはじまって、パブでも「ぱん」をお出ししています。

パブ営業

自然あふれる田園地帯、神奈川県山北町谷峨(やが)の地に カントリーパブCountry Pub Desture in YAGA はあります。
くつろいで過ごすことができて、時にちょっとした会話から、訪れた ゲストどうしの心と心が響き合う、そんな場所です。

1868年の文献にPUBという言葉が現れたのが、この呼び名の最初であるとされています。当時は、public house(公共の家)の名の通り、町の社交場として存在していたそうです。

私が最初に入ったロンドン市内のPUBと、その後、留学先の街で入ったCountrysideのPUBは、私の中では明らかに違っていて、興味を持った私は、その後、毎週末、カントリーサイドにある多くのPUBに行きました。

森の中の細い道路を抜けて小さな明かりが見え、たどり着いた場所には、古い教さな町と古いPUBがありました。 低い天井、暖炉の香り、不揃いの古い椅子、テーブル、歪んだ石の床。 田舎のPUBが持っている何とも言えない雰囲気が何百年もの年月が経過してもその雰囲気は変わることなく現在まで続いてることを感じました。

この時の体験が、私の日本におけるPUB造りの基本形が決まったのです! 日本でカントリーPUBを造る!!

ライブ

私の音楽の歴史は小学校時代の鼓笛隊でのトランペットから。(当時のトランペットは店内に飾ってあります!)
歌は歌謡曲から始まり、80年代フォークソング だいぶ時が経ってからUK ROCKと、もちろん演歌も。
でも中学頃から生意気にも“心に響く”ことが基準となっていて、当時は時代のコピーバンドやシンガーソングライター、どれも似たアイドルの真似ごとのような中途半端な歌唱力の歌手ばかり。

楽譜通りに演奏したり歌っていても、上手いだけでは駄目で“心に響く”事が大切で…
本当にそこにこだわって来ましたね。(頑固にも笑)

時を経てイギリスのパブで体験した週末必ず聴くことが出来る様々なジャンルのライブ。そこでの感動が忘れられず今に至っています。

Country Pub Destureで開催しているライブはそんなオーナーである私のこだわりがあります。

造り手のこだわりと、人間性が滲み出ているビールを提供したい気持ちと同様に、魂のこもった音や歌を提供したい、聴いてもらいたい、ただそれだけの思いで、音楽Liveを続けています。
今後も定期的に最高の音楽Liveを提供して行きたいと心から思っております。 どうか今後のDestureのLiveにご注目ください。

キャンプ・宿泊

”How Lovely In Yaga”

ちょっと疲れているかもしれないな
そんなこころのシグナルに気づいたら、
いつでも気軽に立ち寄れる、そんな場所をつくりたくて、
女性専用キャンプサイト&簡易宿泊所をはじめることにしました

季節ごとに移ろう山北の自然に包まれて、
時ごとに表情を変える英国式庭園を愛でながら、
こころの荷を下して自然と庭と自分と向き合い、
あなたをあなたに戻す場所 ここはそんな場所です

なぜ女性なのか?

Destureの転機には、しばしばアクティブで自分を持った女性の言葉がありました。それは自分のなかの確信をよりいっそう高めるものでした。

女性がよりいっそう自分らしく生きている、自分を活かしている社会は間違いなく、よい社会であることを私は自身の経験から実感しています。

ですから、これは今まで私の背中を押してくれた、苦しいときにも信じて支持して支援してくれた女性のみなさんへの恩返しの気持ちでもあります。

なぜキャンプと簡易宿泊所なのか?

社会にお客様に選択肢を広げること、それはDesture のテーマのひとつです。

これだけキャンプ人口が増えていてもやはり女性が一人や少ない人数で安心してキャンプができる場所はまだまだ少ないのです。
だからこそやります! やりたいのです。

Destureが提供する場に滞在していただくことでリラックスしてリフレッシュして明日への活力を得ていただいてこころのなかの不要な荷物を下して新たな気持ちで日々に向かえること。

それはよりよい社会へ向けて私たちが貢献できるのではないでしょうか。

会社情報

会社名合同会社Active Action
所在地<本社>
〒258-0115 神奈川県足柄上郡山北町谷峨568-1
TEL&FAX0465-43-8190
お問合せ時間毎週火~土曜日 16時~22時まで
<上記以外の緊急お問合せ>
090-6495-0777 又は 080-3464-5137
創業2009年12月(個人事業主)2014年12月(法人)
代表者代表社員 高山 正明
業務内容・パンの製造販売業
・飲食店の経営
・ライブ・イベント企画運営
URLhttps://desture-group.com/