お知らせ(ライブ情報)
JAZZ IN YAGAを開催することとは…
2023.05.07
山北町谷峨(ヤガ)でJAZZ IN YAGAを開催することは・・・。
私がここ谷峨の地に移って来たのが、2019年の終わりごろ、小田原のパブを閉じて、同じDestureという名前で”パブ”と”ぱん”のお店を、谷峨に開きました。
私が会社員を辞めて、お店を始めたのは遡ること今から10年以上前、2009年12月9日、茅ヶ崎市と寒川町でスタートしたDesture(デスチュアー)というお店からのことです。
お腹だけでなく”心を満たす”「ぱん」をつくりたい、魂をゆさぶる1杯のビールを提供したい、そんな想いから、はじめたお店です。
そしてそこには、私がイギリスの生活で経験したパブでの音楽、さらに私がこだわった”ほんもの”と言える音楽のライブ演奏をその中心に置いてきました。
山北町谷峨に移転してきた時にも、開店前のプレオープンイベントとして音楽ライブを開催しました。
私が考えていた以上に多くのお客さまが県外遠方からも訪れ、二日間のライブを心ゆくまで楽しんでいただき、ここ谷峨でのこれ以上ない最高のスタートとなりました。
しかし開けて2020年には世界中が新型コロナという未知の感染症に向き合うことを余儀なくされ、当たり前の日常がなくなり、都市も田舎も等しく「未来」を閉ざされました。
そんな中で、私は尚一層「ぱん」も「ビール」も「音楽」も、絶対にあきらめないことを決めました。
その想いに演奏いただくアーティストのみなさまも賛同してくださり、今もここ谷峨の地に音楽が流れているのです。
うれしいことに、谷峨で演奏していただいたアーティストの方からよく聞くことができる話があります。
「この自然と共演しているようだな」、「どんな有名なライブハウスよりも今日は演奏に熱が入った気がするよ」そんな言葉が自然と聞こえてくるのです。
そんな時、私はここに来てよかった、ここに演奏してもらうように呼んでよかった、そう心から思うのです。そしてここを訪れた多くの方から、他では聞くことができない演奏を堪能できたとも言っていただけました。
今改めて、”人が出会い、ふれあい、繋がる”ことが出来る場所として、ここ谷峨で、私は世界に向けて様々な発信をして行きます。
音楽の分野ではアイリッシュ、フォーク、そしてJAZZ IN YAGA。
ここではできない、できるわけがない、そう言われつづけてきた私は、なにひとつ疑うことなく自分の夢の実現に向けて、谷峨でしか聴けない音楽を世界に発信することに挑戦してきました。
私の挑戦は続きます。Destureカンパニーのみなさんとともに、この挑戦を続けていきます。
私たち大人が、そうした姿をこれからの日本を背負って行く子供達に示すことは、とても大切なことだと思っております。
皆さまのご来場を心からお待ちしております。